寝かしつけは沐浴からスタート!お風呂に入れる時間&温度
ベビーバスを利用して赤ちゃんをお湯に入れる沐浴は、昔から伝わる寝かしつけに有効な方法です。沐浴は体を洗うだけでなく、様々なメリットがあるのです。
寝かしつけのコツは沐浴
沐浴を行うことで赤ちゃんは、リラックスすることができます。しかし、沐浴の仕方を間違っては、逆に赤ちゃんが驚いてしまい、興奮状態に陥ってしまいます。しっかりと正しい方法で行いましょう。
沐浴が寝かしつけに効果的であることには、様々な原因が考えられますが、一番は温度と言われています。人間は眠りに入る前、急激に体温が下がり、熱を放出します。特に、赤ちゃんの場合は熱を大量に放出し、手足が温かくなります。この急激に温度が下がる現象は、お風呂上がりの体温の感覚と似ています。そのため、お風呂上がりを寝る前だと錯覚し、寝かしつけにおいて効果的だと言われるのです。沐浴後はスムーズに赤ちゃんを寝かしつける準備をしましょう。
お風呂に入れる時間
お風呂に入れる時間は、寝かしつけることを前提に考えると夕食後が適切です。もちろん、午前中や昼間でも問題はありません。重要なのは、毎日同じ時間に沐浴を行うことです。そうすることで、赤ちゃんの生活リズムも整います。
あまりにも時間が遅いと、赤ちゃんが眠る時間も遅くなるため、19時~20時までの時間に入れるといいでしょう。また、赤ちゃんは大人よりのぼせやすいため、約5分以内でお風呂からあげるようにしましょう。
お風呂の温度
赤ちゃんをお湯につける場合は、温度が非常に重要です。大人の感覚とは違い、赤ちゃんは熱を感じやすいという特徴があります。ママさんが感じるより、少しぬるめのお湯に入れてあげましょう。夏であれば38度前後、冬であれば40度前後が理想的です。
また、寝かしつける際には、リラックス効果のあるアロマオイルなどを一滴たらすとさらに効果的です。カモミールは眠りを誘う香りのため、沐浴の際にたらしてみるといいでしょう。また、終わったあとの室温にも要注意です。急に冷めないように、冷房の温度には気をつけておきましょう。冬場は、暖房をつけるなどして、部屋を暖かく保ちましょう。
このように、体が小さく繊細な赤ちゃんにとっては、お湯の温度が非常に重要です。大人と同じ基準としては考えず、赤ちゃんの気持ちいい温度をキープしましょう。入り方はもちろん、細かく気を配ることが心地いい沐浴のポイントです。